コントが始まる 見逃しちゃった!
無料配信はあるのかな?
4月の春ドラマ「コントが始まる」の第1話が放送されました。
お笑いトリオマクベスが繰り広げる恋愛コメディ
原作はなく、完全オリジナルのため、最終話も誰も知らないという、想像が掻き立てられる話題のドラマのようですね。
第1話をまだみていないよ。。。
という方は、
「コントが始まる」第1話は怒涛の伏線!?
「コントが始まる」第3話 あらすじ
つむぎ「ウチのお姉ちゃんはヤバい。それもかなり……」春斗「危うさで言ったらウチの兄貴の方が断然上だ」
コント『奇跡の水』。明転した舞台に現れたのは兄弟を演じる春斗(菅田将暉)と潤平(仲野太賀)、そして謎の男を演じる瞬太(神木隆之介)。誰が見ても怪しさ全開の水を崇拝する兄とそれを説得する弟をテーマにした、マクベスのとりとめのないコントの『前フリ』が始まる―――。1年半前、廃人寸前になっている姉・里穂子(有村架純)を自宅で見つけて以来、転がり込んで生活を共にしているつぐみ(古川琴音)。彼女の最近の心配は、誰も知らない売れないお笑いトリオ『マクベス』になぜどっぷりとハマった里穂子が、彼らの解散発表以来ため息ばかりついていること。
一方、春斗が気にかけているのは、完璧人間だった兄・俊春(毎熊克哉)のこと。非の打ち所のない順風満帆の人生を歩んできた兄だが、突然人生に挫折。今では実家の部屋に引きこもっている。自分が好きな道に進めたのは、しっかり者の兄がいてくれたから。春斗は自分も兄を追い込んでしまった一端を担っていると感じていた……。問題を抱える二つの兄弟関係。交わるはずのない2組の関係性にはある一つの「秘められた共通性」が存在していた。孤独に陥りやすい現代にだからこそ届けられる想いが詰まった第3話。危うい兄弟のお話は、またしても想像をしていなかった笑顔あふれるクライマックスへとつながっていく!
公式HP https://www.ntv.co.jp/conpaji/story/
「コントが始まる」第3話 見どころ感想
春斗が抱く兄への想い…コント「奇跡の水」
「奇跡の水」とラベリングされた、明らかに胡散臭い水に陶酔する兄の目を覚まさせようとするというコント、「奇跡の水」。
実は、このコントが生まれるきっかけとなったのは、春斗の兄・俊春でした。幼少期からスポーツ万能、成績優秀だった兄は、春斗の憧れの存在。
進学、就職、結婚と、何ひとつ躓くことなく生きてきた彼でしたが、ある「水」に出会ったことで一転、全てを失います。
春斗は、兄がマルチ商法にハマってしまったのは、人に頼ってこなかった「強さ」のせいだと考えます。そして、その強さに頼ってきた自分たち家族のせいでもあると。
マクベスにとっても一番の理解者だった兄。
自分の結婚式では、マクベスのために時間を割き、一番笑ってくれていました。
しかし今では、引きこもり、家族の前にすらほとんど姿を現さなくなっていました。
そんな兄の笑い声をもう一度聞きたい…。
「ドアをノックし続けることが大事なんだよ。着信履歴は、心配してるよっていうメッセージなんだよ。」
そして、瞬太のこの言葉に背中を押され、兄と向き合うことを決めたのです。
瞬太に言われ、春斗は兄にかけてみた。
湯船に浸かり、朝日を浴びた兄に変化が。
今度は兄から春斗に着信があった。
両親を安心させるのは長男の役目だと、春斗に好きなことをしろと言う兄。
コントを見てくれたのだろう、二人の間には笑いが。
徐々に昔のような兄に戻っていく様子が。
再婚する時、披露宴でコントをやってくれと言う。
ついに明かされる里穂子の壮絶な過去
3話で物議を醸したのが、里穂子が過去を打ち明けるシーン。
仕事を辞めた理由。付き合っていた彼氏に捨てられた話は心が沈むほど重かった。
そのあまりにも壮絶な内容に、登場人物と一緒に固唾を呑みました…。
結婚を決めていた恋人からは、突如別の人と結婚するという理由で、あっさり別れを告げられました。
さらに仕事でも、トラブルの責任を押し付けられ、孤立。声を上げることもできず、退職を選んだのでした。
真面目で頑張り屋な彼女が経験した、理不尽としか言いようのない過去。
それ以降、頑張ることが怖い、そして頑張れないことが辛いと涙を流す里穂子に、ネット上では共感の声が上がりました。
回想シーンなどもなく、里穂子が滔々と語るこのシーンは、かなり真に迫っていて印象的でしたよね。
抱えきれないほどの悲しみの中、妹のおかげで今まで回復できたんですね。
つむぎと春斗 それぞれの救世主
兄弟愛が色濃く描かれた3話。
精神的に大きな傷を負い、廃人のようになってしまった姉・里穂子の世話をして、見守ったつむぎ。
マルチ商法にのめり込み、気づいた時には全てを失い、引きこもりとなった兄・俊春を気にかけ続けた春斗。
2人のおかげで、里穂子はバイトをして趣味を楽しめるまでに回復し、俊春は部屋から出て将来のことを考えられるようになりました。
文字通り、里穂子と俊春の救世主となった、つむぎと春斗。
根気強く寄り添い続けた、兄弟愛、姉妹愛に涙が止まりませんでした。
3話まとめ
里穂子の過去、つむぎと春斗の兄弟への想いがテーマとなった3話。
特に里穂子の挫折の話は、多くの共感の声を呼びました。
頑張った末に、その頑張りが報われるどころか踏みにじられた経験…社会で生きている私たちには、多少なりとも重なる経験がありますよね。
二人とも兄弟姉妹の愛があふれ、互いを思いやる素敵な共通点がありました。
そこには共通の奇跡の水が。
・コントのネタは奇跡の水
・兄は水神様にハマり、水のマルチ商法で人生を狂わせてしまった。
・湯船に浸かった兄は、朝日を浴びて元気を取り戻した。
・実家の酒屋を継ぐ決意をした潤平だったが、すでに姉婿が継ぐ決意をしていた。人生の帰路に立たされた潤平は恩師に電話し、ビールを飲む約束を交わす。
・足がくさすぎた潤平は足を洗う。
・里穂子が会社を辞めた過去、彼氏に捨てられた過去、涙を流しながら3人に打ち明けていた。会社を辞めた日に公園で春斗に出会い、水をもらっていた。のちのメロンソーダに代わるコントへのきっかけ。
全て、水の絡むネタにうまくからめ、最後にきっちりと足を洗ってくれと、兄に向けたメッセージがコントに込められていました。
全て奇跡の水のおかげなのか。
春斗の兄は、思いが届き、もう大丈夫そうですね。
今回も心温まるエピソードが、里穂子の姉妹愛、春斗の兄弟愛が描かれ、感動の神回でしたね。
立場や状況こそ違えども、こうした「リアルさ」「生々しさ」が、このドラマの魅力となっています。
登場人物と一緒に、立ち止まって自分のことを考え直すのも、ドラマの楽しみ方の一つかもしれません。
これまでのあらすじ見どころは
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