天国と地獄〜サイコな二人〜

前回の第６話では、過去に奄美へ訪れた日高は、「東朔也」と名乗ったことが判明。 そして彩子もまた、死亡届データから「東朔也」という人物を探し出そうとしていました。 ここにきて新たに登場した東朔也とは誰なのか・・・悶々と一週間を過ごした人も多いのではないでしょうか。 そして今回、日高が実家に訪れるシーンでその真相が明らかに。

左遷されても粘り強く事件を追っていた河原は、一ノ瀬事件で嘘の証言をした戸田和希と接触しました。 そこで戸田は、ある人物の指示があっての言動だったことを明かします。 その人物とは、「クウシュウゴウ」。

捜査情報が漏洩し、コ・アース社は風評被害に苦しみます。 そんなさなかに、社長が反社とつながっているのではという問い合わせが舞い込みます。 そこには、反社らしき人物と写る日高が・・・。

入れ替わったとはつゆ知らず、事件について日高に事情聴取を行う河原。 聴取後、なにやら日高と彩子がもめているのを見て、河原は2人の関係性を訝しみます。 そんな時に飛び込んだのが、事件現場から彩子に似た人物が出てくるのを見たという目撃情報。 「彩子に違いない」と踏んだ河原は、容疑が彩子に向くように情報細工し

ここにきて一気に好感度を上げたのが、河原。 日高が望月を庇っていることに気がついた河原は、真実を言うように日高を揺さぶりますが、折れません。 そして河原は、さらに日高に迫ります。

満月の夜、歩道橋から再び転がり落ちた彩子と日高は、無事元の体へ戻ります。 これまで入れ替わった2人を見慣れていましたが、改めて元に戻った様子を見ると、やっぱり安心感がありますよね。 しかし、一方で、もう入れ替わった2人が見られないことが名残惜しい！という声も。 特に、高橋一生さんの女性らしい話し方や仕草は大好評でした。

彩子＜日高＞が口にした「太陽と月の入れ替わり伝説」。 この伝説こそ元に戻るカギと考えた日高＜彩子＞は、伝承地である奄美大島へと向かいます。 現地の住民から、凶器にも使われた「呪いの石」とされるホノホシの石、シヤカナローの花の正体など、事件にまつわる話を聞きだします。

人格が入れ替わり、それぞれの体で生活を始める彩子と日高。 髪をおろし、メイクもばっちりと決め、色っぽさが増した彩子＜日高＞。がらりと変わったその様子に八巻や河原は違和感を覚えますが、そこも抜かりなくかわします。

「ゆとり八巻」と「風紀委員」―でこぼこ名コンビの予感 正義感が強く空回りしがちな彩子と、気は優しいがどこか頼りない新米刑事の八巻。 時には彩子が八巻を置いていきがちで、少し先行き不安な2人ですが、信頼関係は確か。 そして八巻の情報網により、ついに連続殺人事件の容疑者・日高へたどり着きます。

ついに真犯人・東朔也にたどり着き、彩子＜日高＞の狙いは、兄の阻止なのではないかと追究する日高＜彩子＞。 否定はしないものの、真実を語ろうとしない彩子＜日高＞に、日高＜彩子＞は対峙します。 「どんな事情であれ、ここを譲ったらいずれ全てがなし崩しになる。」