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光を出してくれた人 光を見せてくれた愛!!ブラッドリー·クーパーとレディー·ガガの美しい音楽とロマンスが共にしたスター誕生!!
映画”アリー / スター誕生”は、1937年に映画化され、1954年、1976年にもリメークする程、代表的なミュージカル映画の一つであります。2018年にアメリカで公開されたミュージカル·ロマンス映画で、第75回ベネチア映画祭非コンペティション部門出品作です。
”アメリカン·スナイパー”(2014)のブラッドリー·クーパー俳優が、監督と製作を引き受けました。
ブラッドリー·クーパーの初監督作品であり、エリック·ロス、ウィル·フェッターズと共に、脚本を書いたりもしました。ブラッドリー·クーパーが直接演じ、”シン·シティ 復讐の女神”(2014)のレディー·ガガ、”ゴーストライダー”(2007)のサム·エリオットらが共演しています。
ブラッドリー·クーパーは、”アメリカン·スナイパー”(2014)で素晴らしい演技力を披露したが、”ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い”(2009)、”アメリカン·ハッスル”(2013)、”ガーディアンズ·オブ·ギャラクシー”(2014)などで印象的な活動をして、注目を集め、事実上初の長編監督入封作である同作品”アリー / スター誕生”で、脚光を浴びました。
”アリー / スター誕生”のブラッドリー·クーパーは、同作品で驚くべき事に、米国女性歌手レディー·ガガの初主演作であるにも関わらず、主役レディー·ガガと予想外の最高の相性を見せ、ポップスターと俳優の絶妙な組み合わせで、驚くべき秀作を生み出しました。
また、ありきたりな程十分見て来た場面が、オーバーラップされたにも関わらず、集中力の高い演技がランニングタイム2時間15分あまり、観客を魅了させました。
主演レディー·ガガはこれまで、”マチェーテ·キルズ”(2013)、”シン·シティ 復讐の女神”(2014)などで、やや強いキャラクターに扮したが、同作品の”アリー / スター誕生”では、柔らかいキャラクターに分解し、やはり成功的な演技変身も目立ちました。
”アリー / スター誕生”は、第75回ヴェネツィア国際映画祭で世界初上映で、ワーナー·ブラザース配給で2018年10月5日アメリカで公開されました。世界中で4億2千万ドル以上の興行収益を上げただけでなく、批評家からも好評を博した事もあります。
特に、ブラッドリー·クーパーとレディー·ガガの演技、演出、撮影技法、音楽など全般にわたって、批評家達の賛辞を受けながら、全米批評家委員会とアメリカ映画研究所2018年TOP10映画の中の一つに選ばれ、第76回ゴールデングローブ賞で、映画ドラマ部門最優秀作品賞を含む5部門の候補にノミネートされました。
”アリー / スター誕生”は、第91回米国アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀主演男優賞(ブラッドリー·クーパー)、最優秀主演女優賞(レディー·ガガ)、最優秀助演男優賞(サム·エリオット)、音楽賞(<Shallow>)を含む8部門にノミネートされ、最優秀主題歌賞を受賞しました。
ゴールデングローブ主題歌賞受賞。 ドラマ作品賞、監督賞、ドラマ男主演女優賞ノミネート
クリティックスチョイスアワード主演女優賞、主題歌賞受賞
全米批評家委員会賞(NBR)監督賞、主演女優賞、助演男優賞受賞
ワシントンD.C映画批評家協会賞(WAFCA)主演男優賞、主演女優賞受賞
米映画研究所(AFI)選定の今年の10大映画
61回グラミーアワードでOSTのShallowが今年のレコード(Record of the year)、今年の歌(Song of the year)、ベストポップデュオグループパフォーマンス(Best pop duogroup performance)、ベストソングフォービジュアルメディア(Best song written for visual media)候補
第25回米国俳優組合賞(SAG)主演男優賞、助演男優賞、主演女優賞、キャスティングアンサンブル部門ノミネート
英国アカデミー賞授賞式音楽賞受賞、作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚色賞、主題歌賞ノミネート
アカデミー授賞式主題歌賞受賞作品賞、主演男優賞、主演男優賞、助演男優賞、脚色賞、撮影賞、音響効果賞ノミネート
歴代”スター誕生”シリーズの中で、54年度作品の次に、高い評価を得ました。
レディー·ガガが陣頭指揮したサウンドトラックは、彼女の前作アルバム<Joanne>で協業した作曲家達が、レディー·ガガと再び集まり、全ての曲をセットでライブ録音しました。アルバムは、メタクリティックの点数が78点に達する高い点を貰い、<ローリングストーン>誌、オールミュージック、NMEなど著名な音楽誌から、80点が与えられるなど、音楽的にも好評を博しました。また、ビルボードアルバムチャート1位でデビューし、4週間1位を占めました。
映画の中の歌は、殆どがオリジナル曲です。ブラッドリー·クーパーにギターを教えたルーカス·ネルソンは、”アリー / スター誕生”の歌を書き、プロデュースしました。映画の最初の部分、ブラッドリー·クーパーが公演で歌う歌<Black Eyes>も、ルーカス·ネルソンが曲を書き、ブラッドリー·クーパーと一緒に、歌詞を書いて作った歌です。また、<Music to My Eyes>、<Diggin My Grave>などの収録曲も、彼が一緒に作ったのです。
レディー·ガガは、映画の中でアリーが使った作曲ノートを使いました。オリジナル·サウンドトラックのタイトル<Shallow>も、彼女が歌詞を書き、ベンジャミン·ライスと共に作曲した歌です。この他にも、ジャクソンの公演の最後に歌う<Always Remember Us This Way>と、アリゾナ州を旅しながら作曲した<Look What I Found>も手がけました。映画の最後の場面で歌う<I’ll Never Love Again>も、同じです。
ランニングタイムの間に、流れる全曲と発売されたサウンドトラックは、ブラッドリー·クーパーとレディー·ガガの心血を注いだ合作です。
スタッフやキャスト
脚本:ブラッドリー·クーパー / エリック·ロス / ウィル·フェッターズ
監督:ブラッドリー·クーパー
音楽:ルーカス·ネルソン
主題歌:Bradley Cooper(Jack),Lady Gaga(Ally) / Shallow
登場人物 / 役者
ジャクソン·”ジャック”·メイン / ブラッドリー·クーパー
アリー / レディー·ガガ
ボビー / サム·エリオット
ロレンツォ / アンドリュー·ダイス·クレイ
ジョージ·”ヌードルス”·ストーン / デイヴ·シャペル
レズ·ガヴロン / ラフィ·ガヴロン
ラモン / アンソニー·ラモス
カール / ロン·リフキン
ウルフィー / マイケル·J·ハーネイ
ゲイル / レベッカ·フィールド
エメラルド / ウィリアム·ベリ
フィル / グレッグ·グランバーグ
ドラッグバーのエムシー / D.J·”シャンジェラ”·ピアース
牧師 / エディ·グリフィン
レジ係 / ルネル
ジャクソンのバンド / ルーカス·ネルソン&プロミス·オブ·ザ·リアル
アレック·ボールドウィン / 本人
マーロン·ウィリアムズ / 本人
ブランディ·カーライル / 本人
ホールジー / 本人
ドン·ロイ·キング / 本人
アリー / スター誕生 あらすじ
私も知らなかった私の中の光を見つけたあなた。
私達の姿このまま永遠に憶える..。
歌に驚くべき才能を持っているが、外見には自信がない無名歌手アリー(レディー·ガガ)は、公演をしていたバーで偶然、トップスターのジャクソン·メイン(ブラッドリー·クーパー)に会う。
自分の全てを愛してくれるジャクソンの助けで、アリーは自分の中の情熱を爆発させ、最高のスターに生まれ変わるが、ジャクソンは、幼い頃の傷と芸術家的苦悩の中で、だんだん崩れていく..。
アリー / スター誕生 見どころ感想
個人的に、芸術家達の夢と愛に関して、繊細によく描いた作品だと思います。墜落し続ける過去のスターと浮上する新しいスター、お互い恋人だからこそ、心のこもった助言と応言をすると同時に、ジャクソンがアリーに感じる微妙な嫉妬..。このような微妙な感情に対して、心理的な部分をよく表現した作品だと思います。
芸能界の仕事がどうなのかは、私もよく分かりません。能力があっても、容姿によって変わる待遇は、確かにあるはずです。原石を発見する才能。そして、発見される運。
それが、スターが生まれる上で、必須条件ではないでしょうか。
私が見たレディー·ガガの姿の中で、一番美しい姿でもあったし、映画の中のジャクソンの姿を目にし、家庭がどれだけ重要なのかも、改めて悟りました。そして、強靭な心がどれだけ重要なのかも。
夢見て、自分の基準を考えながら、進む勇気がどれ程必要で、また大切なものを改めて、考えさせられた映画でした。心まで響き、私のドストライクだった映画でした。
既に、有名なジャクソンと安っぽい飲み屋に、音楽をしに行っていたアリーの出会い。ジャックのアリーの可能性を見抜き、自分のコンサートに出演し始めてから、有名になったアリー。ある瞬間、ジャックを超えたアリー。その2人は愛したが、成功の前では昨日のように、”愛”がその全てを守る事は出来なかったが..彼らがコンサート会場に上がって、一緒に歌ったその瞬間だけは永遠を得て、その記憶だけで生きていくには、十分だったかも知れません。
音楽の成功の前に崩れ落ちる愛を、そして、記憶になりたい主人公達と映画のあちこちで流れる音楽が、本当に綺麗でした。
”アリー / スター誕生”は、再発見の連続でした。映画俳優として、成功した人生を生きているブラッドリー·クーパーが演技はもちろん、監督としての演出も、上手にこなして彼の演出をもっと期待させ、世界的に愛されている歌手レディー·ガガは、映画で演技ではなく、実際に自分の話を聞かせるような感じがする程、アリーそのものであり、アリーの話は、レディー·ガガの話のようでした。
”アリー / スター誕生”と似たような映画も沢山出て、既にリメークも2回もなったが、クラシックという郷愁と音楽の力で、今後数年間は多くの古典映画が、”アリー / スター誕生”のお陰で、見直されるのではないかと推測します。
感銘深く見れて、響きが大きい作品でした。その中には愛もあり、悲しみもあり、葛藤もありました。それで、共感する事が出来、各自の人生を理解する事が出来ました。映画”アリー / スター誕生”は、それを確認する作品でした。
本当に期待を裏切らず、最初から最後まで、退屈しない映画でした。OSTも凄く華やかで、素敵でした。曲が出る瞬間ごとに、映画の劇的な瞬間がよく表現されていました。
愛する人が、私によって、夢を見つけたが、また私によって、その夢が壊れていく姿を見たら、どうなのでしょうか。その瞬間に、本当にそんな選択をするのが正しいと感じるかな。私は違うと思ったが、彼は自分ならそんな事が出来るだろうと。それが、相手の為に本当に良い選択ではないと私は確信するが、いざその状況になれば私も悩むのか..ある意味、ありきたりの映画だと思われるかもしれないが、そのありきたりさの表現方法が、とても好きだった映画です。
ジャクソンとアリーの関係
2018年の”アリー / スター誕生”は、同じ職業の芸術家カップルの交感を、最も力を入れて演出した”スター誕生”映画として、記憶されるでしょう。彼が演出した”アリー / スター誕生”は、スターである以前のミュージシャンとしての堅固な自我を持っている2人の男女を、劇の中心に据える事で、ロマンスだけでなく、彼らの芸術的交感を見せるのに、かなりの時間を割いています。
アリーは、作詞作曲に優れた歌唱力まで、音楽に素質もあり愛情もある人物ですが、自分のルックスにはなんとなく自信がありません。アリーは、ウェイトレスとして働きながら、時々小さなバーで公演をしたりしました。
一方、ジャクソンは売れっ子歌手です。しかし、華やかな舞台での人生とは違って、ジャクソンの実際の人生は大変そうです。長い間、騒々しいアンプの音にさらされた為、聴力は向上せず、耳鳴り現象も起きています。
公演が終わった後、お酒を飲む場所を探していたジャクソンは、小さなバーに入る事になり、そこで歌っていたアリーを見つける事になります。アリーの潜在力を一目で見抜いたジャクソンは、公演が終わった後、アリーを訪ねます。
ジャクソンとアリーが初めて会い、コンビニの駐車場で一晩中、音楽と人生について話し合うシーンから、2人の関係は、一方向的ではありません。アリーは、外見に対する自分のコンプレックスをジャクソンに告白し、ジャクソンは、自分の不幸な家庭環境をアリーに打ち明けます。2人はまた、その全ての障害にぶつかるにも関わらず、止められない音楽に対する愛情を語ります。
彼らの話は夜が明ける頃、アリーが即興的に書いた歌詞になります。<言ってみろ少年よ空しさを満たすには疲れないか>
「才能は誰にでもあるが、言いたい事があり、人々がそれを聞くという事は、特別な事」とジャクソンは、アリーに言います。話したい事を、自分なりに話してくれる人。そんな人が、まさに芸術家だと”アリー / スター誕生”は言っています。
音楽という芸術に没頭したジャクソンとアリーの人生と相互的な関係が、どのように彼らの音楽に影響を及ぼすかを見守る事は重要です。この映画に流れる全ての音楽は、ジャクソンとアリーが感じる感情と人生の風景から、誕生します。まさに、”アリー / スター誕生”のサウンドトラックに収録された全ての歌が、オリジナルであるのは必然的な結果なのです。
ジャクソンは、自身の引退を予感しながら「もう古い方式を手放す時のようだ」と歌い、アリーは、ジャクソンとの共演で「私達のこの姿、永遠にこのまま」という声で歌います。彼らは、自分の人生を反映した芸術を通じて、大衆の愛を渇望する存在です。
2人の関係にひびが入り始めているのも、音楽的な見解の違いという点から、”アリー / スター誕生”は前作と違う位置づけの映画です。以前の3本の映画で、スターカップルの仲を遠ざけるのは、一人の飛翔ともう一人の墜落でした。しかし、”アリー / スター誕生”のジャクソンは、自分が愛する女の成功に嫉妬するタイプの男ではありません。カントリー·ミュージシャンとして、アリーと呼吸を合わせて交感していた彼は、彼女が有名マネージャーの提案で、ポップスターとしての新しい出発を準備すると、アリーが自分自身を失う事を心配します。茶色の髪を金髪に染めて、バックダンサーと一緒に華やかな舞台を飾る彼女の姿は、ジャクソンにとっては、馴染みが薄いのです。それにも関わらず、ジャクソンは彼女を愛しています。
この映画で最も興味深い点の一つは、映画を見るまで見当がつかなかった、ブラッドリー·クーパーとレディー·ガガの素敵な呼吸です。お互いの目をじっと見つめながら、歌を交わす二人の協演場面だけでも、”アリー / スター誕生”は、見るべき理由が十分な映画です。
<アーティストとしての自分>を反映出来るという理由で、この作品の演出を決めたというブラッドリー·クーパーは撮影に入る前、レディー·ガガの人生と音楽について、プライベートで多くの話を交わし、そのエピソードの一部を、”アリー / スター誕生”に反映しました。一例として、アリーが歌う<La Vie En Rose>は、”アリー / スター誕生”の女性スターキャスティングに苦心していたブラッドリー·クーパーが、募金イベントでレディー·ガガの公演を見て、完全に魅了された瞬間、彼女が歌った歌なのです。
また、レディー·ガガはメディアとのインタビューで、「容姿の為、スターになれないだろうと思っているアリーのエピソードが、10代の時、オーディションで度々落ちて来た自分の経験と似ている」と明らかにした事があります。俳優の実際の人生と少なからぬ関係を結んでいる為か、ジャクソンとアリーに扮した2人のアーティストの姿は、淡白ながらも説得力があります。彼らが、劇中で披露する化学作用が心を動かせるなら、それは映画を一緒に撮影しながら、お互いの気持ちを推し量る方法を心得た2人の俳優の実際の関係のお陰かも知れません。
大部分の映画は、恋人によって成功した人は、必ず心が変わって、大きな葛藤を経験してから、また戻るものだが、アリーの心は、こんなにも変わらなかったのです。ただ、葛藤はあったのです。しかし、一般的な葛藤とは、少し違いました。ただ、2人が愛し過ぎて、起きる葛藤なのでした。グラミー賞授賞式で、酒に酔って暴れた彼に、一度も怒らずに、彼の「死にそうだ」と涙を流しながら、シャワーを浴びるシーンは、本当に忘れられません。
ところで、2人は本当に演技したの??本当に付き合ってるのか思う程、非常に演技が上手で、本当に鳥肌が立ちました。
2世紀にわたった4作目”アリー / スター誕生”
この映画は、ハリウッドが茶の間でも充満したドラマを作り出せるという点を立証した。
1937年に制作されたアメリカ映画”スター誕生”に関する<ニューヨークタイムズ>のレビューです。1937年、米エンターテインメント業界の裏面とスターカップルの悲劇的な愛の物語を扱ったこの作品は、米アカデミー授賞式の7部門にノミネートされ、評壇の支持を受けました。<ワット·プライス·ハリウッド>ハリウッドのセット場の裏側で、繰り広げられるストーリーを描いた同時代の映画がなかったわけではないが、評壇は、ウィリアム·A·ウェルマンが演出した”スター誕生”こそ、ハリウッドのグラマーを傷付けないと同時に、業界の本質を鋭く見抜いた秀作だと考えました。
興味深いのは、この作品が過去の遺産に留まらなかったという事です。映画”スター誕生”は、観客の脳裏から忘れ去られていく頃、新しい制作陣を前面に出したリメーク作で、新しい時代の観客に出会えました。1954年には、ミュージカル映画スターのジュディ·ガーランドとジェームズ·メイソンが主演した”スター誕生”が、1976年には、米国大衆音楽界のアイコン、バーブラ·ストライサンドとクリス·クリストファーソンが出演した”スター誕生”が、制作されました。
ブラッドリー·クーパーが監督を務め、ポップスター、レディー·ガガが主演した”アリー / スター誕生”まで加えれば、”スター誕生”は、2世紀にわたって3度のリメーク作という結果を出した訳です。ハリウッドの歴史を振り返ってみても、このような事例はあまりありません。続編や外伝の形式を借りて、新しい領域に話を拡張するのではなく、監督と主演俳優、映画の設定とスタイルを再整備して、似たような話を何度も繰り返す事です。
4本の映画”スター誕生”は、1937年作が初めて登場したこの物語の軌道から、大きく外れていません。そして、2018年作の”アリー / スター誕生”を除けば、3本の”スター誕生”映画は、全て商業的な興行に成功しました。
映画”アリー / スター誕生”の再三の成功は、次のような質問を投げかけます。ハリウッドは、何故大衆はこの話に、夢中になっているのでしょうか。それぞれの映画が描き出した多彩な米エンターテインメント業界の風景に、その答えがあるようです。あっと言う間に流行が過ぎ、夢を追い掛けてLAに来た多くの人々が明滅する”ラ·ラ·ランド”(2016)で、大衆が望むスターの顔は、絶えず変貌します。
そして、20年余りの周期で、リバイバル映画となった3本の”スター誕生”は、このように、変化に富むアメリカのエンターテインメント業界の風景を、柔軟に反映して来ました。
1937年作が、ハリウッドのゴールデンエイジを背景に活躍する古典的な銀幕のスターカップルにスポットを当てるとすれば、ミュージカル映画が多かった1954年の”スター誕生”は、歌とパフォーマンスに長けたジュディ·ガーランドをヒロインにします。ロック音楽が流行した1976年作は、当代のディーヴァのバーブラ·ストライサンドとカントリー·ミュージシャンのクリス·クリストファーソンを、ミュージック·フェスティバルの真ん中に押し入れます。
これらの作品は、同時代に最も熱い大衆文化の裏で、繰り広げられる物語にスポットライトを当てると同時に、劇中の配役だけでなく、実際の人生でも、偉大な成就を成し遂げたトップスター達を、映画に出演させる事で、現実と虚構の境界に対する観客の興味を、刺激する事に成功しました。
このように、同時代の大衆文化の流行に歩調を合わせた”スター誕生”のリメイク戦略は、多少古典的なプロットにも関わらず、この物語が80年余り生き残る事が出来た動力を提供しています。
ブラッドリー·クーパーの”アリー / スター誕生”は、ソーシャルメディアとリアリティ番組の時代に到来した4作目の”スター誕生”映画です。
ハリウッドの俳優ではなく、ミュージシャンのカップルの間で繰り広げられるストーリーを扱うという点で、”アリー / スター誕生”は、バーブラ·ストライサンドとクリス·クリストファーソンが出演した1976年作と類似した設定をとります。しかし、男女主人公の関係の扱い方において、両映画では相当な違いを見せます。
まず1976年作は、バーブラ·ストライサンドの独壇場でした。既に完成したミュージシャンであり、強靭な内面を持つ女性として、描写されたストライサンドのエスター(以前の3作の”スター誕生”の女性主人公の名前)は、誰かが発見するだけで、明るく輝く星でした。その為、クリス·クリストファーソンが演じるジョン·ジャック·ノーマンは、エスターの存在感を更に輝かせ、彼女に試練を与える機能的役割として消費され、残念な気持ちを残しました。
これは、以前の3編の映画”スター誕生”のジレンマでもあったのです。飛翔するスターがスポットライトを浴び、墜落するスターはドラマチックな展開を助ける印象的な脇役に留まりました。ストーリーの主導権は、常にエスターを演じる女優の方に傾いたのです。
”アリー / スター誕生”で、Twitter、Instagram、Facebookを合わせて、1億5千万人以上のフォロワーを持つソーシャルインフルエンサーで、グラミー賞を6回受賞したミュージシャン、レディー·ガガがこの映画の主演を引き受けたというのは、適切な選択のように見えました。
しかし、ブラッドリー·クーパー監督が、”アリー / スター誕生”で見せたかったのは、牛肉を切って作った衣装を着たり、前衛的なパフォーマンスを披露する破格のアイコンとしての、レディー·ガガではありません。
ソーシャルメディアとパパラッチに、24時間露出している21世紀スターの疲れた日常を見せてくれるのとは、距離があります。皆がスターになって欲しい時代、”アリー / スター誕生”は、「名声と華やかな人生の下に置かれている人間の最も基本的な感情を探求しようとした映画だ」と、監督のブラッドリー·クーパーは言います。その為、彼に必要だったのは、ポップスターレディー·ガガというよりは、33歳の女性レディー·ガガの本名ステファニー·ジョアンゼリーナ·ジェルマノタだったはずです。
”アリー / スター誕生”では、ヒロインのアリーに扮したステファニーを見ます。もちろん彼女の声は、この映画の重要な資産だが、レディー·ガガとしての厚い化粧を落とし、殆どノーメイクに近い素顔、本来の茶色の髪に戻した彼女の姿は、斬新です。
「心がバラバラになっても、その事が出来るの??」「何故なら、夢を実現する為にはどんな代価でも払わなければならないからだ」
1937年作”スター誕生”の中で、スターになりたいという孫娘のエスターに、祖母はそう話します。成功に伴う胸の痛む対価と、その対価を一人で甘受しなければならない孤独感についての話は、2018年の”アリー / スター誕生”にも続きます。
しかし、こうした苦痛さえも自分の話で表現出来るようになった時、アーティストが生まれます。人生と芸術の甘くてほろ苦い関係を歌う音楽映画”アリー / スター誕生”は、ついに真の芸術家となったアリーの顔を映し出し、幕を閉じます。
カメラが注意深く覗いているレディー·ガガの涙のこもった顔は、この映画の全てです。そうして、スターは誕生します。
アリー / スター誕生の公演
映画の中の公演場面は、実際の公演場で撮影したのです。”アリー / スター誕生”は、実際の公演場でミュージシャンが感じる感覚を伝える作品でもあります。舞台の外ではなく、舞台の中で俳優達の表情をとらえた撮影が目立つ理由も、その為です。
また、実際の公演場で実際の音楽ファンがいる中で、撮影した場面も多いそうです。制作陣は、コーチェラ·ミュージック·フェスティバル、ヨーロッパ·ミュージック·フェスティバルを始め、ステージコーチ、グラストーンベリーミュージックフェスティバルの協力で、実際のミュージシャンが暫く休憩時間の時に、直接数万人の群衆が集まったフェスティバル舞台に立ったブラッドリー·クーパーとレディー·ガガは、撮影に臨みました。コンサートの実況映像に近いライブシークエンスで、ライブ音楽の醍醐味を満喫で出来ます。
特に注目に値する点は、この映画が殆どアーティストの観点で撮影されたという事です。舞台裏で観覧し、その風景に圧倒された事のあるブラッドリー·クーパーは、コンサートの場面をワイドショットで撮影する代わりに、公演場の内側にカメラを設置しました。撮影監督のマシュー·リバティクがハンドヘルド、ステディカメラ、クローズアップなど多様な撮影技法で描いた公演場面は、スターの視点でスポットライトを浴びるというのが、どんな気持ちなのか観客が体感してくれます。
絶えず、互いに集中して視線を合わせるブラッドリー·クーパーとレディー·ガガは、このような場面を通じて彼らが、何故優れたアーティストなのかを立証しています。彼らは何の紹介もなしに舞台に上がって歌を歌い、観客達が、ブラッドリー·クーパーに気付いた時には、既に歌が終わった後でした。
ジャクソンのツアーバンドを演じたのも、実際のミュージシャンです。
映画の中のジャクソンには、一緒に舞台に立つ仲間らがいます。彼らも実際のミュージシャンです。映画の音楽を担当したルーカス·ネルソンのバンド<プロミス·オブ·ザ·リアル>のメンバーだといいます。
しかし、実際に歌ったブラッドリー·クーパー、レディー·ガガと違って、彼らは撮影現場で実際に演奏しませんでした。俳優達が歌いながら聞いた伴奏トラックは、事前に録音されていたものでした。彼らは2人の俳優が歌っている間、演奏をするふりをしたそうです。
アリー役レディー·ガガの素顔
レディー·ガガが、<Always Rmember Us This Way>という歌をピアノ弾きながら歌う場面は、鳥肌が立つ程感心しました。本当に、歌唱力は最高で演技も期待以上でした。
ステファニー·ジョアン·アンジェリーナ·ジャマーノータ(Stefani Joanne Angelina Germanotta)。いくら呼んでもこの名前は聞き慣れないが、レディー·ガガは、一気にイメージがついて来る程強烈です。
2008年、シングル·アルバム<Just Dance>で彗星のように登場したレディー·ガガは、優れた歌唱力と前衛的な舞台演出で、米国ポップ音楽界のシンデレラに浮上しました。音楽性と同じ位話題を集めたのは、独特なファッションと顔立ちが見えない程の華やかなメイクアップでした。
”アリー / スター誕生”は、レディー·ガガの素顔が見られる映画です。女優として挑戦状を突きつけたレディー·ガガは、舞台の上の華やかな化粧を落とし、素顔でカメラの前に立ちました。昼は食堂で働き、夜はドレックイーンクラブで歌うアリーの人生は、デビュー前に小さなクラブで歌いながら、歌手になる夢を育てたレディー·ガガの過去と変わりません。
1976年に公開された”スター誕生”の主人公バーブラ·ストライサンドとレディー·ガガの外見は、似ている面があります。ひときわ大きい上に、鷲の鼻もそうだが、小柄でがっしりした体格も似ています。何より、優れた音楽性を兼ね備えたディーヴァという点がそっくりです。
今回の映画で、機械音を除いたレディー·ガガの声は、それ自体が魅力的で、もの凄い吸入力を発揮します。また、新人女優の不安を払拭した安定的な演技も、印象的でした。
映画の最後の部分に出るアリーの公演場面は、レディー·ガガにとって特別でした。
劇中のアリーが、<I’ll Never Love Again>を歌うこのシーンは、2017年5月に撮影されました。当該場面の撮影日、レディー·ガガは、乳がん闘病をしていた親友のダーラムの夫から、電話を受けました。撮影を控えた状況で、レディー·ガガは、自分で車を運転して彼女の所を訪れたが、ダーラムは既に、死亡した後だったのです。ダーラムとダーラムの夫、ダーラムの息子と子犬まで、一緒に横になったといいます。
その後レディー·ガガは、再び撮影現場に戻って<I’ll Never Love Again>を歌ったのです。歌う寸前には、ブラッドリー·クーパーはレディー·ガガを非常に心配しており、「歌えそうにないなら無理するな」と支えたが、レディー·ガガは、舞台に立ったのです。
<エンターテインメントウィークリー>とのインタビューで、レディー·ガガは次のように話しました。
「私は絶対、あの日を忘れません。その場面は、本当に私に特別です。私はこれからも、常にその瞬間を記憶するでしょう」
”アリー / スター誕生”の最後のシークエンスでこの場面を見たら、当時レディー·ガガの感情をある程度は、理解出来るはずです。
ジャクソン役ブラッドリー·クーパー
”アリー / スター誕生”前半部が、成功に対する恐れを持った、私達がよく知らない女優レディー·ガガの不慣れな姿とミュージシャンとしての充満した魂を、スクリーンで体感させる事に注目すれば、映画の後半部は、トラウマと薬物中毒に苦しみながら、徐々に自分を破壊していく男を演じるブラッドリー·クーパーの姿に、焦点を当てます。
ブラッドリー·クーパーが扮したジャクソンのメインは、”スター誕生”の中の男性主人公の中で、最も背景説明が豊かな人物として描かれています。彼が内面に秘めている闇は、アリーと一緒に過ごす時間ではなく、マネージャーまたは友達と交わす会話で現われます。これは、アリーがジャクソンを愛しているにも関わらず、彼が送る信号に気付きません。
”アリー / スター誕生”の脚本作業にも参加したブラッドリー·クーパーは、俳優出身の監督らしく、自分が演じる男の選択と行動に、納得可能なリアリティーを吹き込みました。その結果、ブラッドリー·クーパーのジャクソンは、人気に一喜一憂するスターではなく、まるで西部劇の一場面にさらに似合いそうな、やや強靭で疲れた姿のロックスターとして、従来の男性主人公らとは差別化された姿を得る事になりました。
ブラッドリー·クーパー監督の発見として、”アリー / スター誕生”の製作費は3,600万ドル(約407億ウォン)で、北米だけでも、2週間(1066億ウォン)の劇場収入を上げ、制作費が2倍以上も稼いだそうです。この作品は、巨匠クリント·イーストウッドがメガホンを取り、ビヨンセが出演するという話もありました。しかし、最終的には、ブラッドリー·クーパーとレディー·ガガの組み合わせで完成しました。
ブラッドリー·クーパーは、数年前から”リミットレス”(2011)、”プレイス·ビヨンド·ザ·ファインズ/宿命”(2012)、”二ツ星の料理人”(2015)などに出演し、演技派俳優に跳躍して来たが、監督のタイトルは耳慣れません。しかし、”アリー / スター誕生”で俳優出身監督という事に、色眼鏡をかけなくてもいい程、安定的な演出力を誇りました。
自分だけの特別な個性よりも、音楽映画であり、メロドラマとしての、”アリー / スター誕生”の色を強調する事に、集中しました。特に、ドラマ構築に力を入れ、観客が映画の感情に深く打ち込めるようにしたのが、印象的です。
更に、ブラッドリー·クーパーはご存知の通り、演技も歌までもが、本当に非常に最高です。これ以上、言及する必要はありません。
映画の中で歌が上手いことを見せつけ、もう一度、観客を驚かせます。ブラッドリー·クーパーの声が光を放ったのは、この映画の前にもありました。まさに、マーブルスタジオのヒーロー映画、”ガーディアンズ·オブ·ギャラクシー”(2014)です。この映画で、ブラッドリー·クーパーはロケット·ラクーンの声を演じました。特有のおどけたキャラクターを軽快かつ多彩な声で表現し、自分の代表作を追加しました。ジャクソンの名前で歌うブラッドリー·クーパーの歌は、激しい魅力があるが、しっかりと耳を包みます。
俳優達は撮影現場で歌い、その歌を映画に盛り込みました。主演だけでなく製作、演出、脚本を引き受けたブラッドリー·クーパーは、レディー·ガガの話を聞いて、「全ての歌を撮影現場で、直接歌わなければならないと思った。ガガは普段、映画の中の俳優達が歌の場面で、リップシンクを正確に出来ない姿を見るのが、とても嫌だった」と言います。今回の役割の為に、直接歌を歌おうと決心したブラッドリー·クーパーは、約1年近くボーカルレッスンを受け、大変な努力をしたそうです。
ブラッドリー·クーパーにギターを教えた人は、カントリー音楽の巨匠ウィリー·ネルソンの息子ルーカス·ネルソンでした。ルーカス·ネルソンとブラッドリー·クーパーは約1年間、殆ど毎晩ブラッドリー·クーパーの家の地下室で会ったそうです。映画の中のジャックの声も、ブラッドリー·クーパーの普段の声ではありません。数ヵ月にわたって、ボーカルコーチの指導を受けたブラッドリー·クーパーは、普段の声より、1オクターブ低い音色を開発しました。6ヵ月間、毎週5日間授業を受けたといいます。レディー·ガガも、ブラッドリー·クーパーが特定モデルのあるミュージシャンのように見えないように、調整する役割を引き受けました。
その結果、レディー·ガガとのデュエット舞台はもとより、映画の中の様々な歌のシーンを、直接演じる事が出来ました。
馴染み深いプロットだが、ブラッドリー·クーパーのほのぼのとした容姿と演技による眼球浄化で、クリシェは十分相殺可能で、クオリティの高かった全てのOSTで、耳まで綺麗に流れて来た作品です。
アリー / スター誕生のまとめ
この映画には、悪役が1人もいません。ただ一人一人、最善を尽くして愛する姿だけを見せます。
ジャクソンも、アリーもジャクソンの兄のバービーも、アリーの父親も、プロデューサーすら、彼らの立場で彼らに出来るベストを尽くして、相手を愛しました。
それで、男女の愛だけでなく、兄弟の愛、家族の愛、友達の愛、全てが光った映画です。皆の愛が込められている為、この映画の結末が、もっと痛く感じられます。
愛、結婚、夢、未来、家族、アルコール、薬物中毒など、日常にある葛藤の話をよく込めて作った映画だと思います。
そのような環境の中で、傷を音楽で解いていくアリーを見ながら、もっとヒーリング出来たんじゃないかと思います。
レディー·ガガが、ブラッドリー·クーパーの歌を鑑賞しながら、幸せそうでした。ギターやピアノの伴奏を聞きながら、彼らの声を聴く事が出来た映画です。
この映画の結末は、結婚をした人のワイフとして、この映画はもっと悲しく感じられました。
全世界が絶賛した最高の映画。まさにそうです。
感性を濡らす戦慄の歌、美しい愛….葛藤等々、とても心に染みて、余韻が残る映画です。
音楽映画として、時々出て来る歌は感動そのもので、ジャクソンとアリーが初めて一緒に歌うこの場面は、印象に深く残る場面です。
2人とも歌が凄く上手で、映画の全ての歌がライブで進行されたと言い、歌の為にも、映画を必ず見なければなりません。
”アリー / スター誕生”の結末は、映画を見れば分かりますが、本当に悲しいです。私は、とても号泣しながら見ました。穏やかで、深い響きがあるように..。
最後にアリーが、<I’ll Never Love Again>を歌う時は、アリーに感情移入して、もっと悲しく感じます。本当に。
曲を作曲していたジャクソンの状況とその時のその気持ち、そして、ジャクソンが作曲した歌を歌うアリーの気持ちまで、答えのない音楽の世界で、答えを探そうとするその心が、悲しく感じられて、暗闇の中で泳いでる気分だと思い、だから、死を選んだジャクソンが、あまりにも可哀想でした。
そして、一人でその痛みを尋ねて、これ以上愛さないと宣言して生きて行くアリーまで。彼女も、芸術という枠の中で、また別の苦悩が続くでしょう。ずっと2人が、舞台で歌う姿が思い出されます。お互いに本気だったあの2人の愛が、切実に感じられたあの場面を。
全てが、美しかったのです。歌も、彼らの愛も..。
最も美しい場面は、ジャクソンがアリーの為に作った曲を、代わりに歌ってあげる場面でした。
ジャクソンの本心が、感じられました。ジャクソンの真正性が、私の心に感動を与え、どれ程、彼がアリーを愛し、自分の音楽を愛したかが、感じられました。
いくら、涙を流しながら良い歌唱力で歌うアリーの姿、本気で歌うジャクソンの歌も、もっと響きが深く、大きかったです。
真正性の力とは、こういうものではないでしょうか。
私達の心の中に、記憶されるもう一つの音楽映画が誕生しました。私の心の中に、記憶されます。
Don’t want to feel another touch
他の手を感じたくない。
Don’t want to start another fire
別の恋を始めたくない
Don’t want to give my heart away to another stranger
人に私の気持ちを与えたくない。
I’ll never love again
二度と愛さないよ
”アリー / スター誕生”は、このように音楽という言語で、深く交感しながら、互いに異なる道を歩む事になる、2人の芸術家の愛の物語です。
お互いを心から大切にし合っても、愛が全てを救う事は出来ないという非情な真実が、映画の最後になって、頭を擡げます。
ブラッドリー·クーパーから始まり、レディー·ガガとして絶頂に達し、2人のハーモニーで終わる映画”アリー / スター誕生”。
悲しい愛の物語でした。
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